HD, HDF 血液透析製品 ヘモダイアフィルター(血液透析濾過器) FX HDF

FX-HDF 血液透析製品 ヘモダイアフィルター(血液透析濾過器)

特長

高い中分子物質の除去性能と低いアルブミン漏出量を実現

へモダイアフィルター FX HDFは、FXクラス®膜を継承し、膜を構成する支持層と中空糸内側の薄い緻密層による高い溶質の拡散効果と、均一な細孔径の組合せにより、シャープな溶質の除去性能を基本的特長としています。これにより、高い中分子量物質の除去効果を有する一方、アルブミン漏出量は低く抑えられるよう、設計されています。 この膜の特性を生かして、様々なHDFの治療モードや流量条件などを設定することにより、FX HDFは右の図に示されているような異なる性能を発揮します。

【牛血を用いた in vitro データ(n=3)】

濾過流量が与える性能へのインパクト

  • 下のグラフに示された牛血を用いた in vitro データでは、アルブミン漏出量はQbを一定(250 mL/min)とした場合、濾過量の増加に伴い増加するものの、濾過量20 L/session(濾過流量=83 mL/minに相当)まではある程度抑えられています。一方、濾過量25 L/session(濾過流量=104 mL/minに相当)、Qb=250 mL/minにおいては、アルブミン漏出量の平均値と標準偏差がかなり高くなったものの、Qbを300 mL/minに増加させることにより、平均値、標準偏差ともに低い値にコントロールできることが示されています。
      【参考】 牛血と臨床のアルブミン漏出量では値が一致しませんが、後釈法・置換液量22 L、Qb=300 mL/minの場合、アルブミン漏出量が2.4g/session程度という臨床データがあるため(上記イメージ図)、これに3 L程度の除水量を加えると、左のグラフの後希釈法25L、Qb=300 mL/minのデータ(水色)の条件とほぼ同じです。
  • 濾過量40 Lの前希釈法(Qb= 250 mL/min、Qd= 600 mL/min)でのアルブミン漏出量は、濾過量15 Lの後希釈法(Qb= 250 mL/min、Qd= 500 mL/min)でのアルブミン漏出量と、ほぼ同等であることが示されています。

  • 下のグラフでクリアランスは、後希釈法の場合(青色)、濾過流量を変えても、小分子量物質(尿素)に特には影響が無く、いずれも高い値を示しています。中分子量物質β2-ミクログロブリン(β2-MG)は、濾過流量の増加に伴いクリアランスが上昇しています。
  • 前希釈法の場合(黄色)、尿素は後希釈法の5 Lの場合より低く、β2 -MGは、後希釈法の10 L程度と同等であることが示されています。

High volume HDF

後希釈HDF療法のための様々な条件設定

コンベクションボリュームとは?

コンベクション(Convection:対流)とは、元々地中のマグマや熱が対流、還流する状態を指しています。これがオンラインHDF療法においては、除去しづらい中分子量物質の除去に必要な大量の濾過を意味する言葉として用いられています。そして右の図のように、正味の除水量(体重減)と置換液量を足したものがコンベクションボリューム(総濾過量)と定義されています。従って、単なる置換液量を指すのか、コンベクションボリュームを指すのかは明確にする必要があります。正味の除水量が2 Lの場合、置換液量を21 L確保したいのであれば、コンベクションボリュームを23 Lに設定する必要があります。ESHOL スタディにおける後希釈法での報告から1)、置換液量は21 L(コンベクションボリュームで23 L)程度が目標値と考えられます。

1) Maduell F, et al. (the ESHOL Study). J Am Soc Nephrol 2013; 24: 487-497.

ヘモダイアフィルター FX HDFの仕様と性能

ヘモダイアフィルター FX HDF

    測定条件:

  1. 水系、Qb=200 mL/min, Qd=500 mL/min,
    Qf=0 mL/min/m2
  2. 牛血漿系、TP=6.0±0.5 g/dL, Qb=200 mL/min,
    Qf=30.0 mL/min/m2 アルブミンふるい係数:BCG法(60分値)
  3. 牛血系、Hct=32±3%, TP=6.0±0.5 g/dL,
    Qb=200 mL/min, TMP=50 mmHg未満

カタログ

「ヘモダイアフィルター FX HDF」

「ヘモダイアフィルター FX HDF」
(PDF:1,356KB)

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